退職出来ない歯科衛生士達

医療業界では歯科は女性が多い業界です。特に歯科衛生士にいたっては9割以上が女性、男性は皆無と思っていいほどです。

そんな歯科衛生士達の課題は、キャリアアップ、給与、パワハラが中心になります。

まず歯科衛生士のキャリアアップについては他の女性の医療従事者、看護師、作業療法士、介護福祉士などに対してキャリア形成が出来る機会がありません。

その1つに労働環境というものがあります。歯科衛生士は街の歯科クリニックで働くのが9割近くになりますが、多くの歯科クリニックは歯科医師、歯科衛生士、歯科助手の3~4名で日々顧客の対応を致します。

つまり顧客が減らない限りは歯科衛生士としてのキャリアアップの方法として勉強会や独学、研修などの機会は発生しません。また顧客が減った場合は歯科衛生士も1集客要員として雑務をこなすかたちになります。

この様な環境な為、他の歯科クリニックと自分のクリニックの比較や衛生士感の意識合わせなども殆ど発生しません。
歯科医師も本業に従事する為、歯科衛生士の教育などは殆ど行いません。

給与面は概ね時給1400円以下、月給にすると25.7万円程になります。本人たちはこれが常識と感じている様ですが本当にそうなんでしょうか?医療従事者でいうところでは看護師であれば時給2,200円以上、月給40万円以上などを比較すると、高給与とはいえないかと思います。

紹介予定派遣にするだけで時給1900円前後、月給にすると35万円くらいは稼げます。

パワハラの悩みはよく聞きます。引継ぎ者が来るまでは退職出来なかったり、退職を言い出しづらい環境だったり、それによってうつ病を併発したり様々な状況で心変わりし続けている歯科衛生士は非常に多いと聞きます。

歯科医師の恫喝、歯科衛生士内の陰湿ないじめや悪態、一度波長が崩れたら中々修正が難しいのも退職し辛い環境ともいえます。